縦軸のsLOX-1の値と横軸のLAB(超悪玉コレステロール)の値を掛け合わせたものがLOX-index ®の値です。
LOX-index ®の値をもとに高リスク、中高リスク、中リスク、低リスクの4段階でリスクを評価しています。
LOX-1は血液から異物を取り除く働きをしている物質です。
このsLOX-1の値が高い方は、血管内での炎症が進んでいると考えられます。
LABは、悪玉コレステロール(LDL)が酸化し、より悪玉化した状態です。
LABの値が高い方は、酸化ストレスが進んでいると考えられます。
◆LOX-indexが高いと…
日本国内で行われた追跡研究の結果、LOX-indexの値が高いと
将来の脳梗塞発症率は約3倍、心筋梗塞発症率は約2倍となることがわかっています。
LOX-index値が高い方は、生活習慣を改善し、予防対策に取り組みましょう。
既に動脈硬化が進行している可能性が高いため、血管の硬さや詰まりを調べる検査を受けて、進行状態を確認しましょう。
二次検査の結果をもとに、更に精密検査を行うか、生活習慣の改善などの予防への
アプローチを行うか、治療対象なのか、医師の診断を受けることをお勧めします。